以前の記事で『カードリーディングに必要な知識』についてお話させて頂きました。
まだ読んでない方はぜひこちらから読んでみて下さい↓
今回はその続き
『オリジナリティが出せる!カードリーディング上達のコツ』
についてお話したいと思います。
「カードの意味を暗記したのにリーディングがうまくできない…」
そういう方、実は多いのではないでしょうか?
私のSNSのコメントやセッションでよく聞かれるのもこのご相談です。
そして、私自身もカードリーディングをはじめた頃にこの問題にぶつかっていました。
出たカードを見て、ただその意味を羅列するだけで
「これでいいのかな…手ごたえないな…」
と思っていました。
さらに、自分のリーディングに手ごたえがないのは
”まだ知らないカードの意味があるからかも”
”もっとキーワードをインプットしないとだめかも”
と思ったこともあります。
カードリーディングは、自分を媒体にして目に見えないエネルギーを言葉に翻訳するものです。
キーワードの暗記も役には立ちますが
「自分を媒体にする」
ということは、キーワードを自分の経験と結び付け、言葉でアウトプットする必要があります。
そうすることで、キーワードの羅列だけではない、あなた独自のリーディング
ができるのです。
では具体的にどうすれば、キーワードと自分の経験を結び付けてアウトプットできるのでしょうか?
それは、とにかく
【自分でリーディングをして実生活で検証すること】
です。
そしてそれをするためには、日々のリーディングをメモして【振り返る習慣】をつける必要があります。私の場合は次のことをしています。
①自分の月間リーディングを手帳に書き込んで週の終わりに振り返る。
- 月のテーマ
- 週ごとのリーディング
- 月のまとめ
を自分でリーディングして要点を手帳に書き込みます。
一週間たったら
- 何が気づきとなったか
- カードとシンクロしたことがないか
振り返ってそれも書き込みます。
その時はよくわからなくても、後になって手帳を見返すと
「これ、こういうことだったのかも」
と発見する時があります。
この発見が大切なのです。
②その日のリーディングを日記アプリでメモする。
年間や月間リーディングとは別に、ほぼ毎日その日のリーディングをしています。
- 今の自分の状態
- 今の自分の課題
- 今は意識しなくていいこと
- その先の未来の可能性
スプレッドを変える時もありますが、だいたいこのような内容でリーディングをしています。
リーディングの際は、日記アプリで
- 写真
- どのスプレッドを使ったか
- リーディング内容
を書き込んでふとした瞬間に振り返ることが多いです。
(ちなみに私はシンプル日記を使用しています)
個人的には、月間リーディングよりも、その日のリーディングの方がエネルギー傾向がリアルタイムな分、実生活とシンクロすることが多いと感じています。
大切なのは、リーディングしただけで終わらせるのではなく、何度も見返してメッセージを頭の片隅にいれておくことです。
そうすることで、自分の頭の中にアンテナができて、メッセージと実体験のシンクロに気づきやすくなります。
例えば、意識せずにスーパーに行ってなんとなく食材を買おうとした時に、何気なく並んでいる野菜を見て
「あ、この間テレビで見かけたレシピこの野菜で作れる」
と気がつくとか
ハーブティーが気になって、いつもは素通りするお茶のコーナーを見たら、思った以上に色んな種類があることに気がつくとか。
アンテナを自分にセットすることで
”日常のすぐそばにあるあなたの気になるもの”
が見えるようになってくるのです。
そもそも、タロットカードやオラクルカードが書店の一角に置いてあると知っている人は
どのくらいいるでしょうか。
私はカードリーディングを知るまで、タロットカードは
『特殊な人の特殊な道具で特殊な場所にしか売っていない』
と思っていましたし、オラクルカードに関しては存在すら知りませんでした。
私たちは自分で意識しないと見えないくらい、膨大な情報の中で生活しています。
気づけていることなんて、ほんの少しでしかないんです。
だから、自分が知りたいことにアンテナをセットする必要があります。
アンテナを通してメッセージと実体験がシンクロした時に、あなたのリーディングの解釈が
リアルになっていきます。
自分の体験は唯一無二です。
リーディングと振り返り、そして、気づきを積み重ねることでキーワードの羅列で終わらないオリジナルな読み方ができるようになるのです。
カードリーディングに限らず
何事も結び付けて考えられるかどうか
だと思います。
最初はピンとこなくても、ちょっとずつ意識していけば、必ず発見や気づきが生まれます。
そのためにも、リーディング結果をメモしたり、写真に残したりして定期的に振り返りをしてみてください。
もちろん、楽しむ気持ちを忘れずにやってみてくださいね♪
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